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2006年 02月 27日
モデムの調子は依然として悪いのですが、今はちょっと復活!
チャイの頭のプロテクションが取れてからチャイにも私にも楽しいお散歩が戻ってきた。昨日はヘンドリも一緒に自然公園へ行き自由になったチャイは走りまくって、大フィーバー。ツカレを知らぬチャイ、そろそろ公園の出口へ近づきそろそろリードを付けようと思っていると、一緒に歩いていた斜面から急に駆け下りて行く。下には池がある。斜面上の私達から完全に姿を消したチャイ、、パシャンという音だけが聞こえた。まさか!二人で猛ダッシュ、池の淵にチャイの頭だけが見えた。必死に前足を池の淵に掛けて這い上がろうとしているチャイが。。ヘンドリが引っ張り上げてフーッと力が抜けた。勢い余ってか嬉しさのあまりか、薄氷の張った池に飛び込んだのでした。もーー、びっくりなんてものではありません。当の本人はブルブルーっと身体を振って水を飛ばしてちょっとビックリした様子はしたものの尻尾はフリフリ。まぁ、いろんなことをやってくれるものです。寿命が縮まるよ~。あ、チャイ日記になってしまった。。 先週のこと、キモチ良くチャイと町を歩いていると橋のふもとに懐かしいような光景に出くわした。お父さんと娘さんが仲良く並んで釣りをしている。少年達、おじいさま達がハーバーで釣り糸を垂らしている楽しそうな光景にはよく出会うけれど、’父と娘の図’というのは初めて。あんまりかわいいので思わず写真を撮らせてもらった。 ![]() ![]() ![]() そして帰り道、気になっていたレリーフを。このレリーフは船にクマさんが乗っていてなんだろう?と思っていたのですが、絵の下に書かれた文句を読むと「1899年発足、オランダ初の船舶労働組合」がここにあったらしい。今ではこの大きな家は会社のオフィスとして使われていますが、Dordrehctがその昔、オランダの港の中心だったことが偲ばれます。今ではのんびりとしたヨットハーバに変りました。夏は外国から入ってくるヨットでハーバーは満船(?)です。お散歩にまたカメラを持ち込んでいる。。チャイには嫌われそう。 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-27 10:47
| 街角コレクション
2006年 02月 23日
久々にパンのこと。パン焼き機を使って焼いた最近のヒットは「もちもち食パン」。ほんとに’もちもち’にできて美味しい~。ちょっと上の方に穴があいてしまいましたけれど。。しっとり、もちもちのわけは白玉粉を入れるからなんです。私は’白玉’が大好きなので日本からよく送ってもらっていてさっそくトライできました。市販のパン用ミックス粉では実現できなかった美味しいアジのあるパンがパン焼き機でできることが分かりました。それにしても、私の持っているパン焼き機の容器って日本の容器の倍近くあることが分かりました。オランダのパン作りの本を見ても強力粉は400gとか500gなのに、日本では250gです。確かにパンを大量に食べるオランダ人には250gのパンは小さすぎるかもしれない。。
![]() 味の点ではこちらもヒットに入れてあげよう。「Pain au lait (パン オ レ)」。 これは14日の日にヘンドリのために初めて挑戦した型無しでオーブンで焼くかわいいパン。かわいいパンのはずが、、、「できたー、でもちょっと尖がってるなぁ、食べてみてよ」。「へー、ちゃんとデキタネー、イタダキマ~ス、ア、イッターイ。コノパン ササッター」。刺さったって、そんな、パンなんだからね。食べてみたらほんとに刺さった、イタ~イ。「デショウ?コレハネ パン オ レ クロコディール ナノヨ」。愛を込めすぎて刺さったというわけよ、わかったか私の愛の深さが~!というのは冗談ですが、こんなわけで、我が家では「パン オ レ クロコディール」と呼ばれることになったこのパン、どんな風にできたかというと。 ![]() ![]() ![]() このパンの作り方は前回と同じパンづくりの本の中に載っています。→ここをクリックしてみてね、記事の終わりに紹介してます。 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-23 15:51
| うちでベーカリー
2006年 02月 22日
マルクトには一足先に春がやって来た。立ち並ぶお花屋さんにずらりと春の花が並んで賑やかです。あんまり沢山あるのでどれにしようか、悩んでしまう。オランダと言えばチューリップという子供のような期待は裏切られること無くこの時期、色とりどり、種類も様々なチューリップがずらりと並ぶ。立てておくスペースが足りないのでこうして棚にきれいに並んでいる様はまるで’色鉛筆’のようでちょっと面白い。
![]() 日本でもスイスでもお花は高価なもので、好きな花を好きなだけ抱えて帰ることはなかなかできなかった。オランダではたっぷりの花を抱えられるのが嬉しい。オランダにはアムステルダムから車で30分程のところにあるAarsmeelという町に世界最大級の生花市場がある。聞くところによるとサッカーグラウンドが120以上も入るそうだ。どんな規模なのか。。頭に入りきない。。ここでは年間50億本の切花と5億鉢の植物が取引されている。こんな事情で花はとっても手に入り易い値段。ここから日本へも沢山の花たちが飛び立っていることでしょう。マルクトの花をもう少し。バラも20本3,5ユーロからありです、安いでしょう?オランダの家庭にはいつも生花が飾られています。マルクトでも買った花を上手い具合に自転車の荷台に乗せたり、籠に入れたり、パートナーの男性が抱えていたり。思い思いに花を抱えている人達を眺めるだけでも楽し~春のマルクト。 ![]() ![]() ![]() 追伸:最近、Ping送信というところにチェックが入っていて(入れた覚えはない!送信先も登録した覚えはない!)更新時、知らずに何度か送信してしまいました。アレ?なにこれ?後から読んで、みなさんにご迷惑、かけていなければいいなといい加減なミスを反省してます。 上記PING送信の件、yorakuさんから有難い助言を頂いたので、コピーして追加掲載させてもらいます。下記の通りです。 新規に記事を投稿するとき、チェックボックスをオン(レ点が入った状態)にして「送信」すると、自分のブログが更新されたという情報が、Pingサーバ(新規更新したBLOGページを収集して発表してくれるサイト。例えばBlogPeopleとかMyblogなど)へ通知されます。 ということです。これでスッキリ!皆さんもご安心下さいね。 >yorakuさん、感謝致します。ありがとうございました~。 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-22 08:35
| Markt
2006年 02月 21日
土曜日からヘンドリは今もって風邪でダウン。不思議とインターネットのワイヤレスモデムもダウンでうちはちょっとダウンな週末だった。今日月曜日もモデムの調子は悪かったが、ようやく接続できた、と思ったらまたダウン。夜中なのであきらめた。今朝試してみたらなぜかノープロブレムで快調、一体何が原因なのか。アンチウィルスが効きすぎているせかな?でも、ようやく繋がった~!ヘンドリは今日もお休み。タフな人も倒れる時には倒れる。オランダでは今、風邪が流行っている。スーパーでもレジの横には薬用の咳止めドロップが並んでいるほど。オランダ在住の皆さんは気をつけてくださ~い。
それでも今日は明るい気分。月曜日、動物総合病院へ行って信頼を寄せるハンス ミュルデル先生にチャイは抜糸をしてもらったから。チャイは始めて診察室に入るのを拒んだ。そして診察台の上で先生がくれたクッキーをどうしても食べなかった。食べられないものまで通りで拾って食べるほどの食いしん坊のチャイが。やっぱりよほど深く記憶に残っているんだろう、とかわいそうになった。ハンス先生は手術後、初めてチャイに会うので、チャイの新しい耳を見て、「随分短くなっちゃったね、残念だったけどこれから元気になることを考えてね。」とチャイの頭を沢山撫でてくれた。ハンス先生に感謝を伝えた。この病院では抜糸は無料だった。すごくビックリ。オランダではただのモノはこの世に一つも存在しないという諺のようなものがあるくらい。で、病院ではごっそり取られるのが当たり前なのだから。受付のいつもやさしいおばちゃまにも「無料だなんてすごいです、ありがとう~。」と厚くお礼を言い。三ヶ月後にリンパ線のチェックの予約をして病院を後にした。 病院を出たチャイは嬉しそうだった。ちゃんとこれが最後のステップだとわかっているように。バスに乗り込むと、バスの運転手さんに初めて言われた、「犬は床の上にも、座席にも置かないで下さいね、膝の上にのせる事だけが許されてますから。そうじゃないと犬の分も払ってもらわなきゃ、になるよ」と。そうか、電車だけじゃなくてバスも。。と初めて知った。チャイは最後まで私の膝の上に座っていた。まるで「こうしてなきゃいけない」と知っているみたいに。時々人間の会話がちゃんと分かっているような顔をして聞いている、不思議な犬だ。 土曜日の午後ヘンドリがまだ風邪の症状を軽く見ていた時間、二人で見ていればラッパは取ってあげようかと何時間かはずしてあげた。もちろん大喜びのチャイ。駆け回った後はヘンドリにくっついて離れない。「あ~、やっとくっついていられるわ。うれしい~な~」とご機嫌な時のペコちゃんスマイル。よかったねぇ。 ![]() ![]() しばらくできなかったこのポーズ、「ああ、あたしの顔をおもいきりギューってしたかったの」。できなかったこと全部をひとつずつかみしめて、満足なチャイ。でも、これ猫みたい(笑)。 ラッパは「もう戻ってくるなよ~」っと放り投げました。 みなさんの応援でようやくここまで来ました。ほんとうにありがとう。 ![]() 「あたしはニュールックでバッチリげんきよっ。これからもよろしくね!」 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-21 08:56
| チャイ日記
2006年 02月 17日
Dick Bruna(ディック ブルーナ)の本、といえば「うさこちゃん」で世界中、そして日本でも今となってはおばあちゃんから子供までに親しまれている絵本。オランダでは「Konijntje Nijntje(コネインチュ ネインチュ:うさちゃんのネインちゃん)」。私も小さい頃、買ってもらって何度も読んだ。貝殻のページには妙に刺激された。今でも海辺に行くと貝や石を拾って集めることをやめられないのはこのページのせい(!)かもしれない、と思う。一人暮らしから海外まで何度も何度も引越しをして、引越す度に本を減らしてきたけれど、どうしても手放せなくて不思議といまだに持っている小さな絵本がある。小さな頃からずっと持っているのはこの本。
![]() もう随分よごれて角はボロッとなっているけれど、手放せないこの 今日の新聞でこのDick Brunaが絵本の美術館をつくったことを知った。彼はオランダ人。Utrechtユトレヒト)生まれ、で彼の美術館もUtrechtのセントラル美術館の向かいにできた。昨日がオープニングで"Dick Bruna-huis"という名の美術館。「ここは美術館といっても沢山の子供達に来てもらいたいし、静かにしている必要はないんです。だってここには体験するものが沢山あるから。子供達は特別に作ったスペースでは自分で切ったり張ったりもできるよ。」とはブルーナ氏の言葉。 ![]() 「私はこの本たちを実はと言えば自分自身のためにつくってるんです。」 「子供達が私に共感してくれるのがとても嬉しい。」 彼は描くことも書くこともどちらも好き。彼はどちらを先に?もちろんアイディアが生まれて、それからはまず絵を描き、それからだいたいは韻をふんだテキストが続くのだそうだ。そして、彼の描くシンプルな私達を引き付ける絵がどうやって生まれるのか?彼はインタビューに「創り始めには僕は全て精巧に描くんです。もしゾウを描きたいと思ったら、まず動物園に行き写真を撮ります。それからできる限り簡素なゾウの絵を創ることに時間をかけるんです。テキストの場合もこんな風にしてつくります。」と答えている。魅力の秘訣が分かったような気がします。画家のアンリ マティスも晩年に「いい絵を描くためには可能な限り自然を観察しなさい」と言っているな。 オランダでも50年代に出版されたこの「うさこちゃん」の絵本、当時、親達には’単純すぎる’という評でしたが、子供達の興味をグッと引いた。なぜなら子供達のファンタジーを駆り立てたから。単純化された絵は親・大人達の見方もかえたことになる。 "Dick Bruna-huis"の一般へのオープンは2月18日(土)です。賑やかだろうなぁ~。 彼の描いた40年代からのスケッチや原画、シンプルなかわいい絵ができあがるまでの過程が全て展示されるのだそうです。静かになった頃、私も一度行ってみたいな。 詳しくはディック ブルーナ ハウス’のHpがあります。日本語でも読めますよ~!ここをクリック。 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-17 11:38
| 映画・音楽・本
2006年 02月 15日
昨夜、動物病院の担当の獣医さんから朗報を受け取った。検査の結果はレベル2でこの先の治療は必要ない!よかった~~!と大喜びした。皆さんの暖かい励ましのおかげです。最後の心配もなくなりました。ご安心下さいね。
抜糸は金曜日にできる可能性もあり、そうなればやっと頭を飾っているプロテクションも空に投げてやることができます。頭にランプシェードが付いているようでやはり目立つのでしょうね、最近は色々な人に声を掛けられて賑やかなお散歩をしています。「かわいそうだね、でも君はかわいいよ!」とチャイを撫でて「がんばってね」と私までも励ましてくれます。オランダ人は無骨な人が多いけれど、ハートはあったかい。 チャイはこの不便でうっとうしいランプシェードのお陰で耳はしっかりガードされているけれど、「もういやだ~~!とってよー」と’カンシャクだま’のようになることもしばしば。。。もうちょっとのがまんです。うちではラッパちゃんなどと呼ばれながらもチャイは「こんなもの気にしてらんないわよ」と言わんばかりに狭いところにもガリガリぶつけながらいつもと同じように、外では道をガリガリいわせながら鼻先を地面に付けて歩く。動物のシンプルなたくましさをチャイに見る日々です。 ラッパちゃん返上(笑)の日も近いので、ちらっと写真を撮りました。撮られたくないようなすました顔をしています。。 ![]() ▲
by tchaihuis
| 2006-02-15 12:38
| チャイ日記
2006年 02月 14日
マルクト(市場)の魚屋さんに感動し続ける私。。種類がビックリするほど豊富で鮮度もばっちり!なのです。魚好きなので金曜、土曜はできるだけマルクトに大きな籠を下げて出かけるのが習慣になりました。例えばこれは左がTilapia、右がFranse poonという魚。Nederlandse poonというのもあるのですが、これは色がグレー。Tilapiaはまだ試してませんが、Franse poonは昨年の暮れについに鍋料理に使いました。これは日本では’ホウボウ’なんですね。
![]() ![]() ![]() 鍋料理のことはおいといて、次!これは左からDorade(鯛の一種)、 Zeebaars(すずき)、 Rodeなんとか(?きんめ鯛のような)この鯛とすずきはグリルかハーブと一緒にホイルに包んでオーブンで焼くとうまい!です。 ![]() ![]() ![]() ![]() とってもシンプルな’いわしのグラタン’を作りました。ほうれん草といわしがあればできます!これまた超簡単。作り方は? More ▲
by tchaihuis
| 2006-02-14 23:20
| クッキング
2006年 02月 13日
今、雪が降っている。朝から降り始め、最初は大きなボタン雪だったのがだんだん小さな粉雪に変って振り続き、今は屋根がうっすらと白くなり始めた。昨日は春を告げる鳥と私が思うフランス語では'merle'オランダ語では'merel'日本語では’クロウタドリ’が鳴き、春が近い!と思ったのに。日本では三寒四温と言う言葉があるけれど、オランダでも同じだなと思う。暖かくなってはまた冬に逆戻り、を繰り返してようやく春が来る。ただ、この’冬に逆戻り’の時間はオランダでは三寒ではすまされない!この’クロウタドリ’は正に名前のとおり!真っ黒で小さくて尖ったオレンジ色のくちばしを持ち、とってもきれいな声で歌う鳥。ヨーロッパの春・夏はこの歌声のおかげでどんなに気分よく過ごせていることだろう。私の大好きな鳥!ヘンドリのお母さんの言うことにはこの鳥さん、光るものが大好きで、巣はキラキラ光るオブジェで一杯なのだそうだ。かわいいですね。
![]() あ、そうだマルクトの魚とグラタンのことを書くつもりだった。。 土曜日はマルクトで新鮮な魚が手に入る。前にも一度書いたと思うのですが、これがこの街に来てまずとても嬉しいこと。今日は時間切れ~。この続きは明日に。 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-13 16:57
| Journaal
2006年 02月 10日
最近、何年か前に一人で観た映画’hable con ella’のサントラを聞いている。明るい曲ではないのだが、気持ちが落ち着く。何故か最近、この映画をまた観たいと頭の中で繰り返し思っているからでもある。スペイン語’hable con ella’は「彼女に話しかけて」という意味。
![]() 映画’hable con ella’はスペイン、ラマンチャ地方生まれのPedro Almodovar 監督・脚本によるスペイン映画。これは昏睡状態に陥った二人の女性を中心に描かれる愛の物語で、’ひし’と伝わってくる男と男の友情の物語でもある。演じている俳優さん達にも魅了される。キャストが違っていたらここまで見事に表現されなかっただろうと思われるほど。看護士ベニグノの想いは悲劇に終わるけれど、私達の胸には涙の後に暖ためたいものが残る。忘れられない映画。監督のペドロ・アルモドヴァルのことをよく知らなかったので映画の資料を探したら、そこに監督のこの映画にこめられた想いがあった。正にこの映画は私達が胸で暖かく抱きとめることができる、それしかできないテーマを投げかけていると思っていたので受け止められたのだ、と嬉しかった。彼はすごく豊かな才能を持っている映画監督なんだなぁと感動しました。 ![]() そうそう、CDはまた素晴らしくてAlberto Iglesiasが手がけている。Vincente Amigoのスパニッシュ・ギター、その他のアーティストのバイオリンやチェロの音、歌声が切なくてうつくしい。CDの情報はここをクリック。 ▲
by tchaihuis
| 2006-02-10 11:31
| 映画・音楽・本
2006年 02月 07日
先週、毎日チャイがまず用を足す’犬に全ての自由が許されている場所’でよく会うお散歩仲間のうちの一人で必ずちょっとおしゃべりするとってもやさしいミスターが、チャイの’動きぶりのすごさ’を見て、「そろそろ自然の中で自由に走り回らせた方がいいよ、エネルギー消耗させなくちゃねー、このくらいの時に離して戻ってくる練習しないと戻ってこなくなるよ」と言って、良い場所を教えてくれた。本当は一人でリードを話すのは怖いけれど、ヘンドリとも話した結果やってみることにした。自然公園はうちから歩いて30分程の所にあって、素晴らしい場所だった!なんでもっと早く来なかったのか。。公園の周りには自然のままの森があって、犬を連れてお散歩している人も多い。みんなリードをはずしている。それでもすぐには決心がつかず、リードを付けて歩いていた。犬を連れている人のひとりが、まだ早すぎ?そんなことないわよー、もうできる。犬用のクッキーかなにか持ってる?持ってるなら大丈夫。きっと戻ってくるから。やってごらんなさい!と背中を押してくれる。そうだな、今日はやるしかない。心を決め、それでも他の犬がいない所まで歩いた。ここしかない。リードの金具をはずす瞬間は随分長かったような、、よしっ!思い切ってはずすと飛んでいってしまうか、と思っていたチャイはそのままの距離で歩いている。まずは安心。でも、だんだんと離れていく。振り返りながら、走り出した。思わず、「チャイ!」と呼ぶとピタっと止まり、私の元へ走って戻って来た。クッキーをあげると大喜び。食いしん坊のチャイ、これさえあれば戻ってくる!と確信を得てちょっと勇気が出た。チャイはまた走っていく。右に左にどこへでも行けることが嬉しくてしょうがない。「チャイー!」と呼んでみる、振り返り少しタイミングをずらしてまた走って来る。私も嬉しくてしょうがない(笑)。大成功だー!思い切ってチャイを振り返らず、どんどん進んで見た。振り返るとこちらを見て「待ってよ~」とちゃんと追いついてくる。これは楽しいお散歩です。チャイも時には走るのを止め、森を散策する。最初で最後のシャッターチャンス!やっぱりどこか緊張していて写真どころではなかったのでした。
![]() ![]() 昨日、月曜日チャイの手術は無事終わりました。ここからはこの経過について知っておきたいと思われる方だけに読んで頂ければと思います。 More ▲
by tchaihuis
| 2006-02-07 13:03
| チャイ日記
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