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2006年 06月 11日
ワールドカップが始まりました。私はまだひとつの試合も観ていないのですが、、ヘンドリ、ワールドカップの試合を観てテレビの前で汗をかいている(プッ)。昨日のアルゼンチン対イヴォールクーストの試合を観ては「レベルがたかーい、オランダ苦戦するだろうなぁ。」と真剣な表情、サッカーを愛する男なのだな、ということを再確認するワールドカップがやってきたのでした。かく言う私も今日はテレビの前に座ります。オランダの試合があるのです。あれ?相手の国はどこだっけ?始まれば分かります(ダメダコリャ)。。
サッカーはオランダ語ではVoetbal。オランダのナショナルスポーツと言えるほど浸透しているスポーツ。ワールドカップ開催年ともなればそれはもう盛り上がります。金曜日、チャイとお散歩の途中で少し通りのワールドカップデコレーションを撮ってみました。 お花屋さん、電気屋さん、お肉屋さん、それぞれのショーウィンドウはオレンジ一色。ベーカリーではオレンジに色づけしたケーキが特価で売られています。そしてお店で何か買うと何かオレンジ色にかかわるものがもらえるのです。金曜日に近所の苗屋さんで紫蘇の種を蒔くプランターと種まき用の土を購入したらオレンジ色のキンセンカの種をもらいました。昨日、スーパーマーケットではレジのおねえちゃんに’ひとつ選んで’とオランダの旗の色である白、青、赤、そしてオランダのナショナルカラーのオレンジの「これなに?」って思わず聞いてしまった’チビ虫’のようなものをもらいました。スーパーのおねえちゃん達はオレンジ色のかつらをかぶり、もしくはオレンジ色の帽子をかぶり、胸にはこの’チビ虫’を一杯貼り付けています。これ、胸に貼り付けるのね。 オランダのナショナルカラーがオレンジと知った時、何故オレンジ?と素朴な疑問を抱きました。それはオランダ建国の父の名がWillem van Oranje-Nassau(ウィレム ファン オランニュ- ナッソウ)又はPrince van Oranje(プリンス ファン オランニュ)だから。Oranje-Nassauは実はフランスにある旧家の家名。オランダでは普通 Willem van Oranje (ウィレム ファン オランニュ)とかWillem de Zwijger(ウィレム沈黙公)の名で呼ばれています。このファミリーネームのオランニュはオレンジのことなのです。このウィレム ファン オランニュはスペインの支配下にあるオランダを独立させるべく個人の財産を全て投じて軍隊を編成し恐るべきスペインの軍隊と戦い、もう少しでスペインを落とせるというところ、独立を勝ち得る直前にスペイン人によってデルフトにある自宅の階段で暗殺されました。このお屋敷は今もそのまま美術館として残されていて、暗殺時、体を突き抜けて壁にのめりこんだ銃弾の後を見ることができます。最初のオランダの国王となったウィレム ファン オランニュ(英語のページから日本語のページへ飛べます)はオランダ人ではなくドイツ人。配偶者がオランダ人だったということにも随分関係があるようですが、それにしても母国のためではなくオランダのために自らの財産も命も、兄弟達の命までも投じたストーリーを読み、妙に感動しました。あ、話がそれました。。こうしてオランダ人は今でもこの建国の父のことは母国のヒーローとして持ち続けていて、ヒーローのファミリーネームのオレンジをナショナルカラーとしているわけなのです。 今日はオランダ人、みんな緊張して家で試合の時間を待っているのだろうなー。 ちょっと言ってみましょうか。’Hup Holland Hup!’日本のチームにもがんばってもらいたいものです。みなさんもそれぞれの国でワールドカップ、楽しまれていることでしょう。
by tchaihuis
| 2006-06-11 10:26
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