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2006年 09月 28日
朝夕は随分冷え込むようになってきました。日本では赤トンボが飛んでいる頃でしょうね。涼しくなってくると自然とオーブン料理が頭に浮かびます。オーブンを使う料理はスイスに住み始めてからよく作るようになりました。我が家の定番になったLasagne aux légumes(ラザーニュ オ レギュム:野菜のグラタン)もそのうちのひとつ。スイスではどんな家庭にも一冊はあるだろうと思われるシリーズの料理本があります。”Betty Bossi”のシリーズ。肉、魚、グラタン・スフレ、スイスの郷土料理、、などなどテーマ別に何冊も出ていて(フランス語、ドイツ語版がある)、Journal Betty Bossyという料理ジャーナルを定期購読もできます。レシピはとても親切で分かりやすいし、とても美味しい料理ばかり。スイス人の友人に教えてもらって以来、本も買ったし、ジャーナルも定期購読していました。ある日、ヘンドリの同僚達を夕食に招いた時、一人の若いスイスドイツ人の女の子と”Betty Bossi”の料理本の話をしたら、知ってる知ってる、昔からあるお母さん達が持ってるようなのでしょう。時代遅れの料理しか載ってないんじゃない?なんて言うので、そうか~、若い人達はそんな風に思ってるんだ~とちょっと意外、心外(笑だった。その日の料理は”Betty Bossi”。彼女の反応は?「わ~、これ美味しい~!なんていう料理?」「これ?これはね、”Betty Bossi”のレシピよ!」「えっ、うそ~。」「美味しいでしょう~?」「うん、私も今度読んでみる。」でした。ファンとしては気分は上々(笑、でした。
話を元に戻します。Lasagne aux légumes(ラザーニュ オ レギュム:野菜のグラタン)は、”Betty Bossi”の本’Raffiné et bon marché(ラフィネ エ ボン マルシェ:凝っていてローコスト)’ で覚えました。ほうれん草をたっぷり使うこのラザーニャはヘルシーで体が暖まるのでこれからの季節にはよく作ります。レシピをメモしておきます。 材料:・ラザーニャ(白又はグリーン) 250グラム ・ほうれん草のクリーム煮の冷凍したもの 800グラム(冷凍がなければ生のほうれん草を茹で、生クリームで煮る) ・にんにくをつぶしたもの 2、3かけら ・野菜のブイヨン 2dl ・カイエンヌペッパー ひとつまみ(黒こしょうでも美味しい) ・フェヌイユ 1、クルジェット1(レシピではCéleri-raveを使っています) ソースの材料: ・バター 50g ・小麦粉 スープスプーン 3 ・牛乳 少々 ・フレッシュクリーム(カロリーハーフのもの又は豆乳クリーム) ・塩 少々 ・こしょう 少々 ・ナツメッグ 少々 ・下ろしたSbrinz(スイスのハードチーズの一種でよくグランタンに使います。オランダではゴーダチーズ等を使っています。好みのチーズで。) 追加記事: 質問を受けて気が付きました。大間抜けでした~。 フェヌイユは英語ではフェンネル(ウイキョウ)のこと、ここで使っているのは葉の部分ではなくて下のまあるい株の部分です。シードから想像できるような独特な香りがあります。 クルジェットは英語ではズッキーニです。 作り方: 1.ラザーニャはアルデンテに茹でて水で洗い水分をふき取って布巾の上に並べておく。 2.冷凍のほうれん草のクリーム煮をつぶしたにんにくと一緒に温める。 3.細かく切ったフェヌイユ、輪切りにしたクルジェットを野菜のブイヨンで茹で、ザルにあげて茹で汁は取っておく。 4.ソース:鍋にバターを溶かし小麦粉を加えて混ぜ、ふわっとしてきたら3の茹で汁と牛乳を少しずつ加えてのばす。 出来上がりのソースの量が6dlくらいになるように茹で汁に牛乳の量を調節する。常に木べらで底を混ぜながら、クリームを加え一度煮立たせる。ソースに塩、こしょう、ナツメッグを加えてさらに5分くらいとろ火で煮る。 火を止めて、おろしたチーズを加える。 5.バターを塗ったグラタン皿にラザーニュ、半量のほうれん草、ラザーニュ、茹でたフェヌイユ全部、半量のホワイトソース、ラザーニュ、残りのほうれん草、ラザーニュ、残りのホワイトソースの順番に重ねる。 6.220℃に温めたオーブンの中段で25分ほど焼いて出来上がり。 今回は茹でずにそのまま使えるラザーニャを使ってみました。時間は稼げるのですが、やっぱり茹でる普通のラザーニャの方が美味しいことが分かりました。クイックラザーニャもさっと茹でてから使うといいのかもしれません。
by tchaihuis
| 2006-09-28 09:20
| クッキング
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